登録日：2016年7月 4日／更新日：2016年7月 5日

　タブレットを手にした４年生の数人が、新聞作り学習のために、図書館へインタビューに来てくれました。
「ノートルダムの図書館の良いところは何ですか。」と。
「ところで、あなたたちは、どんなところが良いと思っていますか。」
４年生の応えは、
「本がたくさんあること。」
「明るいこと。」・・・など。
「そうですね。ノートルダムの子は、よく本を読むことです。」
　多い日は、１日４００冊の本が貸し出されているのです。
　先日、ノートルダム女子大学から司書課程を学んでいる大学生が数人、小学校の図書館を訪問してくれました。その中の１人が、「ノートルダムの子はいつも地下鉄の中で本を読んでいる。」と話してくれました。
　インタビューに来てくれた先の４年生に、
「小さい時、お父さん、お母さんに本を読んでもらっていた人は？」と尋ねると、全員が、「読んでもらっていた。」と応えてくれました。
　毎日新聞社が、全国学校図書館協議会と合同で行った「学校読書調査」によると、小学生の１ヶ月の読書量は、小学校入学前に家庭で読み聞かせをしてもらったと答えた子ほど、読む冊数が多いことが分かりました。１ヶ月に１６冊以上読んでいる子は、「よく読んでもらっていた」が６割以上で、「全く読んでもらわなかった」子は、１割以下だったとの結果が報告されています。
　ノートルダムの子どもが本好きなことは、小さい時、お父さんやお母さんに本を読んでもらっていたからなのです。

図書館　シスターテレーズマリー

登録日：2016年7月 4日／更新日：2016年7月 5日