登録日：2016年5月20日／更新日：2016年5月20日

今週の水曜日のことです。

普段通り朝のテレビ放送が終わり、朝の会が始まります。

出席確認が終わり、係からの連絡が始まると同時に、担任の私は教室をほんの少し離れました。

 

学級に戻ると......、

目を疑いました。

これは一体何！？

子ども達は熱い議論を交わしています。しばらく静観していました。

 

話し合いが終わり、子ども達に何をしていたかを聞くと、

「係からの連絡の時に、係の活動時間について皆で話し合いをした。」

「クラス委員と副クラス委員に司会をしてもらい、ハンドサインも使った。」

と言うのです。

 

このクラスで学級会を開いたのは１度だけです。その際に使うハンドサインの指導については、軽く触れた程度でした。

 

今までの学びを基に、新たな指導や情報をたった１回の学級会で自分達のものにし、ハンドサインを活用しながら教師抜きで話し合っている姿を見て、子ども達の自主性と自治力と可能性を大いに感じました。

 

係の活動時間について、子ども達にとっては切実な課題ではありました。これを解決すべくクラス一丸となり、自分達で解決していく力には感心させられます。

 

色々なことを子ども達に任せてみようと強く思えた朝の出来事でした。

 

３年生担任　　　沼田　遼　

登録日：2016年5月20日／更新日：2016年5月20日