4月28日(木) 自分に...
登録日:2016年4月28日/更新日:2016年4月28日
進級から約1ヶ月...。最高学年としての自覚を持ち、下級生が憧れる最上級生になろうとがんばる6年生。学校の宿題や習い事...。ディスカバリー(児童選択制修学旅行)の事前学習、来月のスポ-ツフェスティバルに向けての練習、パートナーとの心温まる交流、など毎日忙しく過ごしています。
一人ひとりが限られた時間の中、きちんとルールを守り、自分のすべきことを全てやりとげるのは難しいことです。こんなときだからこそ、よく考えて行動しなければ、安易な方向に流されてしまいます。それは、6年生だけではなく、子ども大人に関係なく誰にでもあてはまることです。
「忙しいんだから、学校の宿題なんて適当にやっておけばいいし、別に大したことはない。」
「してもしなくても別にかまわない。できないのは、時間がないから仕方ない。」
「提出物なんて遅れても、別に困らない。少しくらい遅れても大丈夫。」
「学校のことより習い事を重点的にやりたい。」
という考えになっていきがちです。本当にそれでよいのでしょうか。
そんなときに思い出す言葉があります。
「そのときはムダだと思ったことが、実に大事なことであったと後になって気づく場合が少なくない。現在という瞬間には、何がムダでどれが有用であるかは判断しかねるものである。それゆえ、生活のどんな部分であろうと、生活の一部であるからには粗末にできない。」
むのたけじ「たいまつ」より
忙しい、大変な思いをしているのは自分一人だけではありません。この言葉にあるように、一見無駄に思えることも、実は自分の身につく大切なものでもあるのです。人に優しく、自分に厳しく...。と、子どもたちに伝えつつ、自分自身もふり返る今日この頃です。
6年生副担任 稲森真弓
登録日:2016年4月28日/更新日:2016年4月28日