4月18日(月) 初めての・・・ 1ねんせい
登録日:2016年4月18日/更新日:2016年4月18日
この4日間ほど、ダイアリーに「初めての・・・」の話題が続きますね。本日はノートルダム名物(!)の朝読書についてです。
毎朝、8時15分、朝読書の時間が始まります。校内全体がしーんと静まり返るその光景は、圧巻です。
ところが、おや・・・1年生のクラスでは、本の「ぶつぶつ読み」の声がしきりに聞こえます。
私 「あのね、朝の読書はね、黙って読むのよ。」
子どもたち「ふう~ん。じゃあ、心の中で読むってこと?」
私 「そうそう、そういうことよ。」
そして、子どもたちは無言で一人ひとり熱心に読むようになりました。でも、やはり、ぶつぶつ言いながら本を読んでいる子もいます。いいえ、先生の言う通りにしていないのではありません。本人は、先生の言う通りだまって読んでいるつもりなのです。それはもう、その子にとっては、その前の「ぶつぶつ読み」ではありません。熱心に本を読む自分の心からこぼれる声です。それを、本を読むその子の目が物語っています。本の世界に入り込むノートルダム小の朝読書が、こうして進んでいきます。
とっても、いい光景です。
「『徳と知』をモットーとして、聖母マリアにならい、人としての成長を目指します」――これは私たちノートルダム学院小学校のミッションコミットメントにある言葉です。本学は、1954年の開校から「可能性の開花」「世界的視野」「貧しい人を優先」を教育基本原理に、子ども達の「徳と知」を育むことを教育目標として掲げ、一貫して読書活動を重視してきました。
本をいっぱい読む子、夢中で読む子は、自分の心と頭を育てられる子です。
1年生、いっぱい本を読んで心と頭を豊かに耕してくださいね。
1年生担任 鎌田 裕子
登録日:2016年4月18日/更新日:2016年4月18日