9月2日(水) いつも応援してくれている方
登録日:2015年9月 2日/更新日:2015年9月 2日
夏休み明け、学校に元気いっぱいの子どもたちが帰ってきました
静かだった教室は息を吹き返したようです
友達に久しぶりに会えて、笑顔いっぱいの子どもたち
こちらも思わず 嬉しくなってしまいます
休み明けの教室は、ちょっぴりにぎやかです
久々の授業ではりきっている子も多いのですが、自分の気持ちを聞いてほしくてつい口走ってしまう子、
お休み中ののんびりとした気持ちを引きずっている子、
様々な子がいて休み前はできていた教室のちょっとしたルールがちょっぴりルーズになりがちです
例えば、発表する時は手をあげて、話は最後までしっかりと聞く、ベルが鳴るまでに授業準備をして座って待つ、
忘れ物をしないなど基本的なルールです
教師は、子どもたちが休み明けであることを考慮しながらも、できていない時はさっと注意をすることが多いのですが、
気づくまで待ったり、子どもたち同士で注意をしあうのを見守ったりすることもあります
先日、子ども同士で注意しあっている時に、注意がいき過ぎて言い合いになってしまいました
注意した側にも、
「注意するのは難しい事なのよ、相手がやる気になるような言い方をしないと。」
注意された側には、
「何度、失敗してもあなたのことを応援してくれている人がたくさんいるのよ。」
と投げかけました。
クラスみんながいっせいに「そうやで~」というので
みんな、誰がいつも応援してくれている? と投げかけると
たくさん手があがりました
「お父さん、お母さん」
「おにいちゃん、おねえちゃん」
「クラスの仲間」
「先生」
「おじいちゃん、おばあちゃん」
「イエス様! だって、いつでも教室の前の上でみんなのこと見てくれてはるやん」
黒板の上のイエス様の御像を見上げて、みんながニコニコしながら頷きます
(本校のすべての教室の前にはイエス様の御像があるのです)
応援して下さっている方に喜んでもらえるように頑張らないとね
自然とそんな雰囲気になってまたみんなが勉強に集中し始めました
少し前よりも背筋をのばして、頑張ろうという気持ちが感じられました
そんな子どもたちがとても微笑ましかったです
私も教師として、いつも見守ってくださっているイエス様に喜んでもらえるような教育ができるように
日々、努力していきたいと感じています
2年担任 本木 千紗子
登録日:2015年9月 2日/更新日:2015年9月 2日