4月17日(金) 形を感じて
登録日:2015年4月17日/更新日:2015年4月17日
今年から5年生の担任になりました。算数の授業を多く担当するようになったのですが、今、5年生は「合同な図形」を学習しています。4年生で学んだことを確認しながら、新しいことも覚えているのですが、その導入として、「楽しい算数を」と考え、パターンブロックで形作りをしてみました。
まずは、個人でパターンブロックに触れてみます。どんな形のブロックがあるかな。色はどんなのがあるだろうか、と考えながら思い思いに形作っていきます。少しお散歩タイムを取って、お友達のも覗いてみます。はっとさせられるような鮮やかなブロックもあれば、きちっと整列したブロックもあります。また、具体的な形を、ブロックを使って表している子もいました。
次に、班のメンバーで協力して、ブロックで形作っていきます。今まで作っていたものを、合体させる子もいれば、新たに作り出す子たちもいました。お友達同士で、お話をしながら楽しく活動することができました。
その時に、感じたことなのですが、子ども達はパターンブロックを触りながら、形の特性をよく感じているのだということです。どの辺と辺を合わせると、どんな形ができるのかを1つ試してみると、パターンが見えてくるので、色を変えてみたり、パターンの中に少し変化を出してみたりと、工夫が増えていきます。六角形を台形や平行四辺形、三角形などの形を使ってあらわしているものは、圧巻でした。
形って、自分で作っていくととても楽しいものです。繰り返しのパターン、組合せのパターンなど、これから、図形の形や面積などを学習していく時に、今回のパターンブロックを使っての経験が生きていけばいいなと思います。
こんな楽しい、お絵かきでも、「台形で直線を作ることができる」ということを、感じとってくれています。
岡田攝子
登録日:2015年4月17日/更新日:2015年4月17日