4月9日(木) 大切にされていることに気づかせるために
登録日:2015年4月 9日/更新日:2015年4月 9日
子ども達にとって自分が「大切にされていること」に気づくチャンスは、日常の中にたくさんあります。お母様の手作りのご飯の湯気の中に、お父様の温かく大きな手に包まれた時に感じ取ることができると思います。
子ども達を大切に思っているのは、お家の方だけでなく、学校のスタッフはもちろん、保護者の方々も同様です。ノートルダムの子どもを互いに見守ってくださっています。朝の登校の見守りはその一つです。早速、今週から父母の会の役員の方々が、地下鉄松ヶ崎の駅から学校まで、朝早くから子ども達を見守り、声かけをしてくださっています。
子ども達を誘導し、「おはようございます」とにこやかに声をかけてくださっている様子に、ただただ感謝するばかりです。けれど当の子ども達は、自分が見守られ大切にされていることにあまり気づかず登校している子が多いのではないでしょうか。
家族の方々の優しさ、ノートルダムの教職員や保護者の方々の温かいまなざしは、あまりにもさりげなく自然な瞬間で子ども達はなかなか気づけないようです。ですから私達は、「あなたは大切な存在」であることを言葉にして伝え、大切にされているさりげない出来事に気づかせたいものです。そのために、まず、家族の方への挨拶「おはよう」「いただきます」「ありがとう」というように声かけし、朝の地下鉄登校見守り隊の保護者の方々へも「おはようございます」と声をかけられたら、「おはようございます」と挨拶を返すノートルダムの子どもになるようご家庭と協力して育てたいと思います。
北村 昌江
登録日:2015年4月 9日/更新日:2015年4月 9日