登録日：2017年3月 8日／更新日：2017年3月 9日

先日５年生の大縄大会が行われ、１９組は記録６８８回で惜しくも２位。
しかし、子どもたちの顔は満足感でいっぱいでした。なぜでしょう。
実は、６年生を送る会の寸劇練習や、インフルエンザによる学級閉鎖などが重なり、満足に大縄の練習ができておらず、そんな中で出た６８８回という記録、さらには１０分間ノーミスというおまけつきだったのです。
担任としては例年、朝やリフレッシュタイム、昼休みもクラス総出で練習を重ねて、本番に臨んできたので、今回の結果が出た時に、これでよかったのかなと少し疑問に思いました。
しかし、大縄大会本番の子どもたちの様子を考えると、その疑問も吹き飛びました。苦手な友達が跳べたらいつも以上に喜び、必死に縄を回す友達には「がんばれ～！」のかけ声、ドキドキしている仲間の手を優しく引っ張ってサポート、跳んだ回数を数える声だけでなく、仲間を励ます声がどんどん増えていくのです。
これを見て、大縄というものは、毎日の学校生活の姿勢が影響するものだと感じました。給食や掃除、休み時間、ＮＤタイム、朝の会、帰りの会...、これらのクラス活動においての仲間との関わり方が、今回の結果につながったのです。 

教室に帰って、給食の牛乳で乾杯、子どもたちは笑顔でいっぱい。子どもたちだけでなく、担任にとっても神様からの最高のプレゼントになりました。

 ...でもやっぱり、来年度はもっと練習します。

  

５年生担任　髙野北斗

登録日：2017年3月 8日／更新日：2017年3月 9日