2月16日(木) たぬきの糸車を体験
登録日:2017年2月16日/更新日:2017年2月16日
1年生は、国語の授業で「たぬきの糸車」の学習をします。
たぬきがおかみさんの真似をして、糸車で糸を紡ぐお話ですが、子どもたちは糸車を見たことも、糸を紡ぐという言葉の意味も分かりません。
そこで、織物をされている小田 芽羅先生にお越しいただき、糸車の体験を1年生全員でさせていただきました。
小田先生はご自身を「おかみさん」と名乗り、子どもたちがたぬきの気持ちになれるようにお話ししてくださいました。
その、おかみさんの紡ぐ糸車に、子どもたちは釘づけ。
たぬきと同じように目がくるくるまわるくらい、一生懸命見ていました。
そして、いよいよ一人ずつ糸車を回す体験です。
握るとびっくりするくらいふわふわの綿から、カラカラと糸車をまわすと細い糸を紡ぐことが出来ます。
それは、まるで魔法のよう!
「わぁ~、ふわふわ~。」
「楽しい~。」
「もっと、やりた~い。」
と、みんなもたぬきの気持ちを味わいながら、糸車の体験をすることが出来ました。
糸を紡ぐだけではなく、種つきの綿や色々な色の綿、そして綿と羊毛の違いを触って学習することが出来ました。
自分の手の中で紡がれていく糸の感覚を、子どもたちは一生忘れないでしょう。
教室に戻る子どもたちも、たぬきのように嬉しそうでした。
おかみさん、ありがとうございました!
1年担任 原野 のり子
登録日:2017年2月16日/更新日:2017年2月16日