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NDダイアリー

12月22日(木) ほんとうのクリスマス

登録日:2016年12月22日/更新日:2016年12月22日

 しずけき まよなか まずし うまや・・

 トーンチャイムの美しい響きが講堂の隅々にまでにひろがり、NDホールは聖なる雰囲気に包まれました。代表の子どもたちはどのくらい練習を重ねたのでしょうか。低学年の部と高学年の部の二回にわたり、実にすばらしい演奏で私達をベトレヘムの馬小屋に導いてくれるのでした。

 もろびとこぞりて むかえまつれ

 子どもたちは、合唱クラブとオーケストラメンバー、そしてお母さま方のコーラスサークルと一緒に歌いました。大合唱でした。ステージはご降誕の場面にかわります。ナレーターの子どもたちのセリフに合わせて、登場人物はゆっくりと行動します。羊飼いたち、3人の博士たちが、主イエス・キリストを拝みに行きます。

 "羊飼いたちが、その地方で野宿をして、夜通し羊の群れの番をしていた"

 と聖書に書かれています。羊飼いが最初に神である救い主のご誕生を祝う光栄に浴したということに大きな意味を感じます。博士たちよりも先にイエス・キリストに近づいた人は、貧しい羊飼いでした。当時、羊飼いという仕事は大変きびしいものだったと思われます。羊の番をしながら羊と一緒に移動しますから、本を読んだり勉強をしたりする時間はなかったでしょうし、人間関係も狭いものだったことでしょう。身分の低い、どちらかと言えば、周辺に置かれていた人たち、差別されていた人たちでした。
 こういう人たちが、み使いたちによってメシアのところに導かれるのです。

"あなたがたは、うぶぎにくるまれて、かいば桶に寝ている乳飲み子を見るであろう。
これがしるしである。"

 ステージの上にくりひろげられるタブローの最後の場面は、子どもたちによる「馬小屋のイエス訪問」です。待降節中に実行した小さな善行のカードをクラス代表がプレゼントとして、お捧げします。卒業まであと3か月に迫った6年生にとっては、このクリスマスタブローは小学校生活最後の思い出として、心に残ることでしょう。

 熱心に練習した子どもたち、最後まで静かに参加した全校生、ともに立派でした。トーンチャイムに選ばれなかったある女の子が、「どうしても私は出たいのです。どうしたらいいですか。」と相談に来たのを、ほほえましく思い出しています。担当の先生にその旨伝えるように、とアドバイスしたところ、すぐにメンバーに選ばれたようで、満足そうに演奏していました。

 ノートルダムのこれらの宗教行事はノートルダムの教育の中心です。クリスマスの本当の意味を理解し、恵まれた環境に感謝し、喜びをまわりの人に伝えるような子どもに育ちますように。

  
メリー  クリスマス

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シスターベアトリス 田中

登録日:2016年12月22日/更新日:2016年12月22日

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