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5月14日(木) 「New Friends Project ネパールに想いをはせて」

登録日:2015年5月14日/更新日:2016年11月25日

朝晩はまだ肌寒いですが、日中は汗ばみながら遊ぶ子ども達の姿が見られるようになりました。スポーツフェスティバルまでいよいよ3週間をきり、各学年の本格的な練習が始まるとともに、学校全体が熱気を帯びてくるのを感じます。

 さて、4年生の英語では、昨年と同様、ネパールの姉妹校のお友達に手紙を書く活動をしています。昨年はもらったお手紙に返事を書きましたが、今年はネパールにおられる中藪先生がお手伝いしてくださり、こちらから先にお手紙を書くこととなりました。お手紙を書くには、まず、相手のお友達のこと、ネパールのこと、バンディプールのことを少しでも知らなければいけません。そこで、バンディプールND校に体育の授業をしに行かれたことのある三笠先生にお話をお願いしました。

ちょうど授業の日の2日前に地震が起こり、三笠先生はバンディプールにおられる中藪先生のことや被害の様子などもあわせてお話ししてくださいました。バンディプールに行くにはバス停から山道を1時間かけて登っていかなければならないこと、水や電気、食べ物がとても貴重なこと、どんな遊びをしているかなど、子ども達は写真を見ながら、先生のお話を真剣に聞いていました。

運動場の写真を見て、「大きいやん!」「ちゃんとあるなあ。」と声が上がり、三笠先生の「小運動場の半分くらいの大きさです。」という説明に「えー!?」と、どよめきがおこりました。自分たちの普段の生活や当たり前のことが、実はとても恵まれていることなのだということに気付いた子も多かったようです。お話を聞いた後の振り返りには、そんな子ども達の様々な気持ちがつづられていました。

「ぼくたちがどんなにしあわせかをしりました。もっとネパールのことがしりたいです。」

「話をきいておどろきました。ネパールの人がどんなに苦ろうしているかがわかりました。ちょっとでも苦ろうさせないようにがんばります。」

「おうえんしたいです。」「なにかたすけることができたらたすけたいです。」

「おはなしをきいて、きょうみをもちました。ネパールへぼきんしようと思います。」

「私たちには、ふつうの水や電気がネパールでは、ふつうではないことにおどろきました。私たちも水や電気を大切にしようと思いました。」「ネパールに一回いってみたいです。」

「同じ地球なのにきれいな水が飲めなかったり、ご飯も満足に食べられないなんて、とてもびっくりしました。そんなところに地しんがおきたなら大丈夫なのかなあと思いました。」

このように、子ども達はしっかりと三笠先生のお話を受け止め、一人ひとりの子どもの心の中にそれぞれのネパール、バンディプールが生まれたように感じます。三笠先生のお話は日本語でしたし、振り返りも日本語で書きました(数人は英語で書いていました)ので、英語の授業ではないようですが、「おどろいた」「もっと知りたい」「なにかしたい」という、このような気持ちは、多言語、多文化を学ぶには原動力となる大切なものです。私にとっても、子ども達の素直な心と優しさに触れた貴重な学習となりました。今回の授業で得られたこの大切な気持ちを薄れさせることなく、ネパールへの手紙という形にしっかりとつないでいきたいと思います。そして、手紙を書いて終わるのではなく、これから先もずっとずっとつないでいってくれることを願っています。

 

オーガスティン 真智

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登録日:2015年5月14日/更新日:2016年11月25日

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