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授業紹介 クローズアップ

授業紹介 クローズアップ 11月号 体育科 6年 「フラッグフットボール」

登録日:2016年11月28日/更新日:2016年11月28日

6年 「フラッグフットボール」 授業紹介

体育部担当 佐藤圭二

 本校では、10月下旬から11月上旬にかけて全校球技大会を行っています。各学年の発達段階に合わせた球技を行います。6年生が取り組むのは「フラッグフットボール」です。フラッグフットボールは、運動、とりわけ球技が得意な子も、苦手な子も皆が活躍できるという優れたボール運動教材であり、技術、戦術といった様々な要素がとり合わさったことで、ボール運動の醍醐味を味わうことができます。また、フラッグフットボールは、作戦や戦術なしでは試合が成立しないといってよいボール運動であることから、仲間とのコミニュケーションの力を高めることにも適しています。

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 本番では、1チーム7人ずつで試合をします。全10時間の授業計画の中で、フラッグフットボールがどのようなスポーツなのかを知ることから始まり、実際の球技大会で行われるルールにのっとって試合ができるまでになります。そのためには、まず、フラッグフットボールの基本動作の習得を図り、プレイヤーの人数やコートの広さを工夫して、習熟レベルに応じた様々な種類のミニゲームを行ってきました。どの過程でも大切に指導してきたことは、子どもの運動量をしっかりと確保することと、児童一人ひとりが仲間とよく話し、賞賛の言葉をかけあうことでした。

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 フラッグフットボールでは、攻撃のたびに「ハドル」という作戦会議を持ちます。パスなのかランなのか、どのスペースを攻めるのかなど、チームの特徴を活かした作戦を立て、試合で実行していくのですが、授業が進むたび、「だれが」「どこで」「どのような」プレーをするのかといった、具体的な話し合いが各チームで見られるようになりました。また、友達のプレーに対して、「ナイスフラッグ!」「ナイスブロック!」といった様々な賞賛の言葉が飛び交うようになり、学年全体が良い雰囲気に包まれました。球技大会でも、児童一人ひとりがフラッグフットボールを楽しんでいたように思います。

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 フラッグフットボールは、1回の攻防での運動時間は短いのですが、素早い状況判断の上、機敏で瞬発的な動きが求められるため、体育科授業としての運動量は充分に確保できました。それに加えて作戦づくり、戦術学習の機会もあることから、素晴らしいボール運動教材であることが実感できました。子ども達からは、「作戦が『わかる』と試合が面白くなる」、「作戦通り役割を果たせると楽しい」といった声が聞かれました。このことからも、フラッグフットボールは、体育科教材として独自の価値があります。今後も実践を重ね、よりよい授業づくりをしていきたいと思います。

登録日:2016年11月28日/更新日:2016年11月28日

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