今週のノートルダム(9/14- ) vol.2「5年生 平和学習 広島訪問」
登録日:2015年9月25日/更新日:2015年9月25日
本校では、命の大切さを考え、平和を願い祈る機会がたくさんあります。
中でも特に5年生では「平和学習」に1年間かけて取り組んでいます。通常の授業に加えて、国際平和ミュージアム訪問や放射線についての特別授業も受けました。その平和学習の一環として、9月18日、5年生は広島を訪問しました。
<「広島 平和・いのちの旅」の目標>
- 原爆の被害を間接体験を通して知ることで、戦争の悲惨さを学ぶ。
- 平和な時代に生まれ育ったことに感謝し、平和を守り、その大切さを他の人に伝えようとする心を持つ。
心静かに祈りをささげ、広島へと出発しました。
現地では被爆体験の語り部の方々が平和記念公園をグループごと案内してくださいました。事前学習で心を込めて折った千羽鶴を、亡くなられた方々を悼む気持ちと平和を守る決意を持って、原爆の子の像に捧げました。
原爆の被害について、戦争の悲惨さについて、被害に遭われた方々に思いを寄せ、想像しながらお話をうかがいます。
いろいろなお話を聞かせてくださった語り部の方々に感謝のあいさつをしました。語り部の方からもメッセージをいただきました。
広島平和記念資料館では、原子爆弾、戦争の悲惨さについて、多くの資料から学びました。語り部の方々のお話を思い返しながら、資料を見て想像し、それが70年前に現実に起こったことなのだということを受けとめました。
最後に、カトリック幟町(のぼりちょう)教会 世界平和記念聖堂を訪ね、「平和を願う祈りの集い」を行いました。今日学んだことを思い返し、神父様のお話に耳を傾けました。
それぞれが平和への強い思いを持ちながら、祈りました。
「神からいただいた尊い命を守る力と、その命を守るための平和を築く力が
私達一人ひとりに与えられますように。」
祈りの集いの最後には、この日学んだこと、心に刻んだことを自分の言葉で語りました。
戦後70年の節目の今年、特に「戦争」「平和」という言葉をよく耳にします。未来を担う子ども達が平和への強い意志を持って、平和の大切さを語り継ぎ、守っていくことができますように。
登録日:2015年9月25日/更新日:2015年9月25日