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ディスカバリー修学旅行

ディスカバリー沖縄コース 2日目

登録日:2015年7月22日/更新日:2015年7月22日

7月22日、ディスカバリー沖縄コースは2日目を迎えました。

ディスカバリー沖縄コースの2日目は、沖縄に残された戦跡を訪ね、「戦争と平和」について考えます。

皆元気に朝を迎え、朝食をいただきました。

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最初に訪ねたのは対馬丸記念館です。ここでは、講演を聴くことができました。
対馬丸にのった1661名の子どもたちは、疎開すれば雪が見られる、半年で帰ってこられる、友達もみんないるから大丈夫、と安心させられて、1944年、アメリカの潜水艦がひそむ危険な海へ出航しました。翌日に魚雷によって撃沈されたにも関わらず、箝口令がしかれ、この事実を語ることすら許されなかったのです。短く散った命を思うと心が痛み、また今生きていることに感謝せずにはいられません。

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旧海軍指令部壕に向かいました。戦争中の地下陣地だった場所が今も保存されています。沖縄戦で首里が陥落して、アメリカ軍が南に攻めて来るなかで、なんとしてでもこの壕だけは守ろうとした大田實司令官の苦しみが伝わってくるようでした。
最期、自決をされた司令官室もそのまま残されています。

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ひめゆり平和祈念資料館は、沖縄戦の負傷者の病院として使われていた地下壕です。女学生たちは献身的に負傷者たちの看護をしていました。戦況が厳しくなってくると、突然の解散命令。行き場を失った生徒たちの多くが爆撃にあって亡くなりました。
ビデオの中で証言者の方がこうおっしゃっていました。――「この戦争は、ただただ、人間がたくさん死んだ、という印象。戦争をして得することなんて一つもない。」 ずしりと心に響きました。

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昼食は、ソーキそば、ふーちゃんぷるーなどの沖縄料理でした。当たり前のようにおいしいごはんをいただけることに、いつも以上に感謝しながら食事しました。

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沖縄の南部にある糸数壕(アブチラガマ)に入りました。ヘルメットをかぶり、懐中電灯を手にして、実際に兵隊や住民たちがどんな生活をしていたかを肌で感じる体験をしました。
電灯を消すと、自分の体ですら見えない。そんな中で、痛みに苦しみ叫ぶ人々、食べ物も飲み物もなくただ死を待つ人、水を運んだり切断した兵士の足を運んだりとかいがいしく働くひめゆりの人々・・・それらの人々に思いをはせ、想像することしかできませんが、寄り添う気持ちになりました。

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平和の礎―沖縄戦終結の地であるこの場所から、世界へ平和を発信します。沖縄戦終結の6月23日には、ここで式典が行われます。沖縄戦で亡くなった全国、全世界の人々の名を記した平和の礎を目の前に、この事実を決して忘れないよう、決意を新たにした沖縄コース参加の26名です。

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戦争と平和について、多くのことを考える一日となりました。

夜は公設市場に出かけました。市場の食堂街でそれぞれに沖縄料理をいただきました。食後は国際通りを散策しています。

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20時にホテルに到着しました。学習会で本日行った平和学習のまとめをしています。

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今日一日、たくさんのことを知り、感じ、考えました。心に刻んだことをしおりに書きとめています。(21:30更新)

登録日:2015年7月22日/更新日:2015年7月22日

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