ディスカバリーオーストラリアコース vol.5 ― Discovery Australia vol.5(更新しました)
登録日:2015年7月22日/更新日:2015年7月23日
ディスカバリーオーストラリアコースは7月22日、ホームステイ先から集合し、キュランダへ出かけました。
朝、各ホストファミリーに送っていただいて子ども達は集合しました。
キュランダは世界遺産に指定されている太古の熱帯雨林に囲まれた村です。朝、キュランダ鉄道に乗って熱帯雨林へ、霧雨が降る中での出発です。
レトロな雰囲気の列車が到着し、子ども達は興味津々で列車に乗り込みました。
熱帯雨林や滝、渓谷などの美しい景色を眺めながら列車の旅をしました。
途中のバロン駅で停車して、バロン川や滝を見ました。
1時間半のSCENIC TRAIN(シーニックトレイン―観光列車)の旅を終え、キュランダ駅に到着しました。バスで移動して、FORESTATIONへ。これは FOREST(森林)と STATION(駅)の合成語の施設で、コアラを抱いての写真撮影や、動物園見学をしたりレストランで食事をしたりもできますが、ARMY DUCKという探検車の発着駅になっています。ARMY DUCKとは水陸両用車で、第二次世界大戦時に動員されたアメリカの女性たちが組み立てた「戦車」を観光用にしたものです。時速10キロ以下ののろのろ運転で熱帯雨林の道を進み、この地特有の植物の説明を聞きました。
途中から水深数メートルの池に入りました。ときおり陽が射してきて、熱帯雨林の高木の葉を照らします。探検出発の時、ガイドさんが「ユリシスという青い蝶を見たら幸福が訪れると言われています」と言っていたのですが、子どもの手のひらほどのユリシスが忙しく羽根を動かす姿に出会いました。
動物園でタスマニアンデビルやクロコダイルを見たり、カンガルーに触れたりしたあと、昼食のバーベキューをいただいてから、キュランダの市街で買い物と散策をして、スカイレイルというケーブルカーに乗り込みました。
うらめしい雨が窓からの雄大な熱帯雨林の景色をじゃましました。ユリシスを見たというのに、ここでも天気には恵まれませんでした。しかし、それを割り引いても、天空を突き抜けんとするほどにまっすぐのび立つ木々の力強さは感じられました。
熱帯雨林を上から眺めるという貴重な体験をしながら、ケアンズに戻ってきました。ケーブル駅からバスでホテルへもどり、ホストファミリーにお迎えに来ていただきました。
明日はSFXでの学習です。
登録日:2015年7月22日/更新日:2015年7月23日