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学校長メッセージ

学校長スピーチ ―第61回 入学式―

  「第61回 入学式」における学校長スピーチを掲載いたします。

第61回 入学式 学校長スピーチ

  1年生のみなさん、入学、おめでとう。

  みなさんが、1年生として、学校へ来るこの日を、楽しみにして待っていました。君たちの担任の先生、ほかの先生たち、そして、6年生のお兄さん・お姉さんたちも、みんな、みんなとっても楽しみに待っていましたよ。

 みなさんが着ている、千鳥格子の制服がよく似合っています。
 さっき首にかけてもらったマリア様のおメダイもお似合いです。
 まず、君たちのおうちの人にお話をするので、少し待っててくださいね。

 保護者の皆様、お子様、お孫様のご入学、まことにおめでとうございます。
 また、ご来賓の皆様方、ご多忙の中、この式のためにお運びくださいまして、ありがとうございます。 

 本校には、「めざす児童」というものがあります。
 「神を敬い、自分も人も大切にする子ども」
 「よく考え、自ら学ぶ子ども」そして、
 「健康で生き生きとした子ども」この3つです。
 1番目の目標に注目してみましょう。
 「神を敬い、自分も人も大切にする子ども」

 子どもは神様がくださった「たまわりもの」です。一人一人が、かけがえの無い、唯一無二の存在です。
 その大事な命を与えて下さった神の、愛は、無限です。
 本校は、その神に対する畏敬の念をお子様方の中に植え付け、同時に感謝の気持ちを常に忘れないよう育ててまいります。 そのためには、祈りが必要です。
 この学校での生活は、祈りに始まり、祈りのうちに終わります。ご家庭におかれましても、この先、そのことを十分、ご留意の上で、子育てをしていただければ幸いです。

 私たちは、6年間をかけて「ノートルダムの子ども」をつくります。
 ノートルダムの子どもとはどんな子どもでしょう。
 それは、勉強を一生懸命することはもちろんですが、自尊感情を持った子ども、とまず強調したいです。目標を立て、それに向けて努力し、達成感・成就感による自信によって自己肯定感を体得させます。
 そのために、本校では、さまざまな体験行事を用意しています。

 また、日常生活では、「秩序と規律」を重んじています。
 ルールを守ることやけじめをつけることは、社会人としての基礎づくりのためのみならず、人間として善く生きるための重要な要素です。そしてそれは、初等教育の間に、必ず果たされなくてはならない大きな課題です。
 それを実現することで、自分を大切にするという素地が出来上がると考えます。
 めざす児童では、「自分も人も大切にする子ども」と結ばれますが、他者への「奉仕」もこの学校が大事にしている目標です。そして、奉仕とは、自分を大切にすることの上に成り立っています。自分を大切にできるからこそ、他者に想いをはせ、支援の手を差し伸べる行為が本物になるのです。
 とはいえ、自分を大切にしすぎることは、ともすればエゴイズムとなってしまいます。その時に自分を律する力を与えてくださるのが、神様です。
 本校は、お子様に常に神様を意識させ、その偉大な存在と偉大なわざのありがたさを教えていきます。

 さて、1年生のみなさん、これからはみなさんにお話をしますので、こちらを向きましょう。手をひざの上に置いて、背中をぴんと伸ばして、しっかりとお話を聞きましょう。

 さて、みなさんは、だれが好きですか。お父さん、お母さん、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん、おともだち、幼稚園や保育園の先生、そうだよねえ。君が大好きな人、いっぱいいるよね。
 じゃあ、君を大好きだ、君のことを大好きだという人はだれかな。
 お父さん、お母さん、おうちの人、お友だちとかいるよね。
 でもね、君を大好き、君達一人ひとりを同じように「大好き」と言ってくださる方がいらっしゃるんですよ。それって、だれかな。 それはね、か・み・さ・ま。神様なのです。
 神様は、君たちみんなが、大好きなのです。そして、大好きでいてくださるので、昼も夜も、いつでもどこにいても、君達のことを優しく、見守っていてくださるのです。
 ですから、神様を信じて、そのお力をいただきましょう。
 そのために、しなくてはならないことがあります。それはなんでしょう。

 それは、お祈りです。この学校はおいのりを大切にしています。
 この学校の子どもは、お祈りをして、神様とよくお話をしたり、神様にお願いをしなくてはなりません。お父さんやお母さんとお話ししたり、お父さん・お母さんにお願いをするぐらい、いっぱい神様にもお話やお願いをいっぱいするのです。お祈りを、一生懸命、何度もしたら、神様は必ず、それに応えてくださいます。ですから、お祈りをがんばってしなくてはなりません。
 毎日、学校で、おうちで、しっかり、心を込めてお祈りをしてくださいね。

 保護者の皆様、
 先月15日、159名の6年生がこの学校を巣立ちました。
 胸を張って送り出すことのできる「ノートルダムの子ども」でした。
 2月末、「感謝の集い」がこの講堂でおこなわれ、たくさんの保護者の涙を誘いました。その感謝の集いで、ある子がこう言いました。
「お母さん、私をノートルダム学院小学校へ入れてくれてありがとう」

 6年後、みなさまのお子様も、身も心も大きく育ち、「ノートルダムの子ども」になりきって、「お父さんお母さん、この学校へ入れてくれて、ありがとう」と言ってもらえるよう、われわれ教職員一同は、心を一つにして最大の努力をすることを約束いたします。

 1年生のみなさん、それでは、今日から、友だちやパートナーの6年生と仲良くし、担任やほかの先生の言うことをよく聞いて、しっかりお祈りして神様とよくお話をし、一生懸命、勉強してくださいね。

(2014年4月5日)

登録日:2014年4月 5日/更新日:2014年4月 6日

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