登録日：2015年6月25日／更新日：2015年6月25日

　雨が降りませんね。空梅雨でしょうか。農家の方々をはじめ、少雨で困っていらっしゃる人たちもいると思いますが、本校は助かっています。プール学習が予定通り進むからです。
　とりわけ、遠泳に向けて練習量をしっかり確保しなくてはならない５年にとってはありがたいことです。昨日はかんかん照りの中での練習でした。プールに入る前、はっぱをかけました。『獅子は我が子を千尋の谷へ突き落す』のたとえ話と、君原健二のエピソードを伝えました。君原健二はメキシコ五輪（1968年）のマラソンで銀メダルを獲得した選手です。走り方がとても苦しそうで、当時は中学生でしたが、テレビで観ていてとても痛く感じました。その君原選手は「苦しくなったら、次の電柱まで走ろう、そしてまた次の電柱までと目標を小刻みに先々へと移して42.195キロの道のりを完走した」のだそうです。プールにはオレンジ色のブイが４つあり、５年生はそれを周回します。「苦しくなっても、先生方は『もういいよ、あがりさない』などと言わないぞ。先生方は心を鬼にして、君たちが強くなるように仕向けてるんだ。君原選手のように、次のブイまで、次のブイまでと頑張りなさい」

登録日：2015年6月25日／更新日：2015年6月25日