校長ブログ 4月9日(木) 希望
登録日:2015年4月 9日/更新日:2015年4月 9日
けさの宗教放送で、4月の『月目標(月のことば)』の『希望』について全校児童へ話しました。
その中で使ったたとえ話を紹介します。
「病気にかかったら、病院へ行ってお医者さんに診てもらいますね。お医者さんは、患者にどんな具合かと尋ねます。どこが痛いとか、熱はありますかとか聞いて、そして、聴診器を当てたりして診察し、これは注射しなければならないとか、こんな薬を出そうとかを決めます。
でも、お医者さんの中には、患者さんの病気を治すために、こう考えている人もいます。『患者さんの病気を治してあげるのに一番必要なことは、まず、患者に希望を持たせることだ』と。つまり、希望はどんな薬よりも優れた薬、特効薬だというのです。」
いい話ですよね。私は続けました。
「希望は、人から励まされて、自分の中で生まれ、どんどん大きくなっていくのですね。病気でなくても、ちょっと落ちこんでいる時、心の枝が折れそうな時ってありますね。そういう時、心の中の希望という名の風船はしぼんでいます。人から励まされてもいいです、でも、できるなら、自分の心の強さで、勇気を出して、夢を描いて希望の風船を自分の力で膨らませられるような人になれたらもっといいですね。」
そして、いつでも希望にあふれている人の顔は輝いていると伝え、イエス・キリストの絵を見せ、キリストは私たちの希望であり、神様を信じるところに希望がある、と結びました。
登録日:2015年4月 9日/更新日:2015年4月 9日