登録日：2015年1月14日／更新日：2015年1月14日

  おとといは成人の日でした。教職員の中には実子がこの日を迎える者もいて、感慨ひとしおだったと思います。
  今日、参観授業で「二分の一成人式」というのがありました。それは二十歳の二分の一の十歳を祝う４年生のクラスでした。昨日の寒椿以上に見入ってしまいました。
  教室へ入ったのは、クラスの子ども達が赤ちゃんだった頃の写真がOHCでテレビ画面に映し出され、それが誰なのかを当てるという出し物の時でした。子ども達も保護者の皆さんもすごく盛り上がっていました。
　次に黒板の前に子ども達が列を作って並び、「群読」。これは、「生んでくれてありがとう」などの感謝の言葉で、６年の卒業前の「感謝のつどい」なら間違いなくハンカチを濡らすのですが、まだ４年ということもあってか、お涙なしの明るいひとときとなりました。でも、お母さん方は、心の中では「ありがとう」と言っていたに違いありません。
　成人式は一度だけですが、なるほど、二分の一成人式も二度ないですよね。『十年ひと昔』と言います。長いスパンです。生まれてからどれだけのお世話を受け、どれだけ成長したかを感謝のうちに振り返る、こんなイベントがあってもいいかなと思いました。

 

 

登録日：2015年1月14日／更新日：2015年1月14日