校長ブログ 11月14日(金) 京野菜
登録日:2014年11月14日/更新日:2014年11月14日
今日の3・4時間目、錦の青果屋「かね松」の店主の上田欣司さんが、視聴覚室で京野菜についての出前授業をしてくださいました。
「鹿ケ谷かぼちゃ」や「堀川ごぼう」など、普通のとは違う大きさと形の実物を見、声を上げて驚いたのは3年生です。
上田さんの語り口はとても気さくでユーモアにあふれ、その上、話の内容が子ども達を驚かせかつ楽しませるもので、こちらも思わず引き込まれてしまいました。京野菜の実物を紹介しながら上田さんが強調したのは、「野菜の『季節』を共にいただく」です。「旬」を子ども達にわかりやすいように説明してくださいました。確かに茄子は夏野菜で、昔は夏以外は手に入りませんでしたが、今は年中、食べられます。ほかにも年がら年中、スーパーで買うことのできる野菜はいくつもあります。京野菜は、そういう妥協をせず、旬を守り続けているのです。
また、せっかく京都にいるのだから、京都の野菜について知ってほしいとも訴えていらっしゃいました。そして、肥沃な京都の土が京野菜を作り続けていることも教えてくださいました。
私は3年生に、「今日、晩ごはんをいただく時、習ったことをおうちの人たちに話してあげなさい」と伝えました。
登録日:2014年11月14日/更新日:2014年11月14日