校長ブログ 5月14日(水) 共同祈願
登録日:2014年5月14日/更新日:2014年5月14日
今日は、聖母月のつどいと御ミサがありました。
教会では、11日の日曜の御ミサが母の日の感謝を目的でおこなわれ、子ども達がたくさん来ていました。でも、今日は子どもだらけの集まりです。そして、一心に祈る子ども達といっしょにいると、心が洗われる気がします。
以下は、つどい(1~3年)と御ミサ(4~6年)での私の共同祈願のことばです。写真は本校からの別な記事でご覧ください。
つどい(1~3年):
世界の子どもの中には、「勉強したい」と思っていても、それができない子ども達がたくさんいます。勉強ができないわけは、学校へ行きたくても家の仕事を手伝わなくてはならないので行けない、とか、学校がないから勉強ができないというのもあります。
そんな中、アフリカのナイジェリアという国では、女の子に勉強を教えてはいけないという、まちがった考えを持つ大人たちが、200人もの女の子たちを誘拐して学校へ行かせないという事件が起こり、世界中の人たちが強く反対しています。その女の子たちが一日も早く救い出されますように。
また、ノートルダム学院小学校に学ぶ子ども達が、学校で勉強ができることなんか当たり前だなどと思わないで、勉強できる喜びをしっかりかみしめながら、毎日の学習に集中して取り組み、人のため、日本のため、そして世界のために活躍できる力を身につけますように。
ミサ(4~6年):
韓国のために祈ります。
事故発生から明日で1ヶ月を迎えるセウォル号沈没事件は、修学旅行で船に乗っていた若き高校生を大部分とする多くの犠牲者を出しました。今なお、行方不明者が発見されていません。
そして、この事故の原因として、防げるはずのたくさんのミスが重なっていたことが次々と明るみになっています。そのため、この1ヶ月間、韓国の人々は悲しみ、怒り、そして不安な気持ちを持ったまま苦しんでいます。姉妹校のソウハ小学校からは、心の力を失くしかけている韓国の人々の様子が伝えられています。ソウハ小学校の子ども達も胸を痛めていることでしょう。 どうぞ韓国が、国を治める人たちを中心に一致団結して、この大きな困難に打ち克つことができますように。
登録日:2014年5月14日/更新日:2014年5月14日