登録日：2016年3月17日／更新日：2016年3月17日

　一昨日、６年生の卒業式を無事、終えることができました。自分の卒業時のことと重ね合わせると、なつかしい気持ちでいっぱいでした。式の在り方や卒業証書の受け取り方、聖歌等々。
　ノートルダムには、変わらず受け継がれているものがたくさんありました。
　「じゃあ、変わったことって何だろう・・・。」
　頭の中に疑問がふとよぎりました。考えた末、出てきた答え。それは、『私自身』でした。
　さまざまな出来事や経験(物理的なものや心理的なもの全て)を通して、「今」があります。
　今の６年生が、云十年後のこの日をふと思い出し、考えることがおそらく、いやきっとあるかもしれません。
　振り返るまでの期間。楽しいことや良かったことはもちろんのこと、辛かったことや悲しかったこと、落ち込んだこと等の経験を通し、乗り越え、前に進んでいく強さを、いつまでも持ち続けてほしいと思いました。自分の「全て」を受け入れる、そんな人に成長していってほしいと感じます。

　「卒業」は６年生に向けた言葉ですが、在学するノートルダム生にも当てはまる言葉があります。
　『修了(今年１年間を終えたという証)』。以下は、校内の４年生の廊下です。

 

　普段は、とてもにぎやか(あははという笑い声や「宮﨑先生～！」という声等々)な廊下ですが、放課後になるとまた違った雰囲気を感じます。
　あと３日で、その様子を見ることができなくなるのは、非常に残念ですが、４月からは４Fの方からきっと聞こえてくることでしょう。
　いよいよ、高学年の仲間入り。４年生の学びをしっかりと終え、５年生に進級してほしいと思います。

　反対に、『継続』。以下は、校内の図書館の廊下です。

　ネームプレートには、「図書室」と記載されていますが、ノートルダムの子ども達からは「図書館」と呼ばれています。
　「部屋ではなく、図書館のように・・・。」と、昨年の４月当初、シスターテレーズマリー先生から伺いました。
　この４月も引き続き、子ども達が本に触れ、親しんでいけるよう、あらゆる角度から見守っていけたらと思います。

図書館　４年生副担任　宮﨑　有里

登録日：2016年3月17日／更新日：2016年3月17日