11月19日(木) 経験をつくる
登録日:2015年11月19日/更新日:2015年11月20日
先日、総合部会の研修に行き、
某小学校の授業見学をさせていただきました。
授業のテーマは、『守ろう、命』。
もしも災害が起こったら、
わたしたちは何をすべきでしょうか。
だれにでも起こりうる災害。いつどこに起こっても
不思議はありません。
授業では、火おこしや発電、応急措置などを子どもたちが
グループに分かれて体験します。
使えるものは、空き缶やティッシュなどの身近な素材のみ。
初めて触るものではないものの、普段とは違う使い方に
戸惑う様子もみられました。
けれども何度か繰り返し行ううちに上手くいき、
体験後にはとても誇らしげな表情を見ることができました。
少しでも知っている、やったことがあるという自信は、
もしものときの安心材料につながります。
便利なものに溢れている今の時代、
マッチが擦れる技術は、そんなに必要ではないかもしれません。
けれどもマッチを擦ったことがある経験は、
子どもたちの自信となりうるのかもしれません。
そんな家庭ではあまりできない体験が、
これからもどんどん増えていくことでしょう。
『体験ができる場としての学校』として、
たくさんの活動を授業に取り入れていきたいと感じます。
3年担任 安武智美
登録日:2015年11月19日/更新日:2015年11月20日