登録日：2015年11月11日／更新日：2015年11月11日

　私はＮＤサポーターとして主に３年生を担当していますが、先日、５年生の算数の授業に入らせていただく機会がありました。
　この５年生と初めて出会ったのは２年前。ちょうど彼らが３年生の時でした。久しぶりに彼らが学習する姿を見せていただきましたが、子どもたちの成長ぶりに驚きの連続でした。
　まずは、聴く姿勢。先生の説明はもちろん、友達の意見もしっかりと聞き入れながら、授業に前向きに取り組む姿に感心しました。
　次に、考える力。ただ、板書を機械的に写すのではなく、先生の説明を受けて自ら考え、学習を深めている様子がすごく伝わってきました。
　そして、伝える力。自分の考えを積極的にみんなの前で発表しようとするパワーの強さには圧倒されました。それだけではありません。自分にとってわかる勉強だけに取り組むのではなく、自分のつまずきがどこであるかに気づき、「わからない」と先生やサポーターである私に伝えられる勇気がとても嬉しく、「もっとわかるようになりたい」という学習への意欲を強く感じさせてくれました。
　たった４５分の出来事でしたが、久しぶりに見た彼らから、「わかることの楽しさ」、「わかる（できる）ようになりたい」という学習への前向きで純粋な気持ちを受け取ることができ、私自身とても胸が熱くなりました。子どもたちの一生懸命な姿は本当にキラキラしていて応援したくなります。
　今日もどんなキラキラが発見できるかなとワクワクしながら教室へ入ります。

ＮＤサポーター
田島　佳子

登録日：2015年11月11日／更新日：2015年11月11日