11月5日(木) 小さな先生
登録日:2015年11月 5日/更新日:2015年11月 5日
「子どもに主体性を持たせるにはどのようにすれば良いのだろう。」この疑問が教師という仕事をする中で、いつも頭の中を駆け巡ります。規律を持たせて自由にさせてあげたいが、授業の中で教えなければいけないことがある。みんなのゴールが別々、身につく力も別々では良くないかもしれない。いろいろ試しながら、少しの成功もありましたが、まだまだ試行錯誤の日々が続いています。そんな中、今、4年生では面白い取り組みを行っています。それは「科学会」という活動です。
「科学会」は4年生の理科が大好きな子どもが、休み時間を使い面白い実験を行う取り組みです。この「科学会」の特徴は、子どもが面白いという実験を自分で調べ、企画し、先生の許可を得て、道具も自分で準備をして持ってきて、理科室前のサイエンスコーナーで子どもが先生のようになり、実験を行います。今のところ「雨量計を作る」「ニボシの解剖実験」「あまり野菜の栽培」などを子どもが計画をして行ってくれています。こういった子ども主体の活動が、何か新しい教育を生んでくれそうな気がします。これからも、陰ながら子ども達を応援したいと思います。
4年担任 伊藤直之
登録日:2015年11月 5日/更新日:2015年11月 5日