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6月19日(金) 卒業生からの手紙

登録日:2015年6月19日/更新日:2015年6月22日

過日、ネパールへの募金に財布の中の全額(1000円)寄付してしまったために、今月分のお小遣いがなくなってしまった、という中学生の話を聞きました。彼女はその時、聖書の「貧しいやもめ」のことを思い出して寄付したそうですが、財布の中が空っぽ、と言う体験は、初めてということでした。

やもめの献金 (ルカ 21:1-4)

イエスは目をあげて、金持ちたちが献金箱に献金を入れているのを見ておられた。そして、ある貧しいやもめがレプタ銅貨二枚を入れているのを見て、こう仰せになった。「ほんとうに、あなたたちによく言っておく。この貧しいやもめは誰よりも多く入れた。金持ちたちは皆あり余る中から献金を入れたが、あのやもめは乏しい生活費のすべてを入れたからである。」

私は早速、彼女に立派な行いに感心したことを伝えましたら、翌日、手紙が届きました。

その中身を読んで私はもっと感激したのです。
一部を紹介します。 
   (前略) 「ネパールへの募金をすることやその気持ちの大切さは小学校で学んだものです。
   このようなことが出来るようになったのも、小学校の宗教の授業などのおかげです。
   あらためて、『すごいなぁ』と感じました。」(後略)

この頃、卒業生がよく小学校を訪ねてきます。卒業したばかりの中学生から、大学生に至るまで、否、社会人になった後までも・・。新しい校舎を見たいのはよくわかりますが、その目的のためだけでなく、小学校時代に人生の大事な部分を教わったことの確認と感謝のために母校を訪問してくれるのです。こんな嬉しいことがあるでしょうか。

6月初め、16期生が数人やって来ました。その日の夜の便でアメリカに発つという仲間を誘い、久々に母校を見学しようということになって集まったとか・・。はるばる何年振りかで来てくれた往年の卒業生たちでした。みんなそれぞれに、かつての小学生時代を懐かしんでいました。
"ローカを走っていたのが見つかりよく叱られたものです"とか、
"門のところでザリガニを取っていたのが運悪く見つかり親も呼び出され、二重に叱られました"とか言いながらも
結局は
"あの日があったからこそ今があるのです"と、私たちに感謝の言葉をのべて帰って行きました。
翌日、アメリカに発った大原君からメールが届きました。
 一部を紹介します。
   (前略) 「ノートルダム小学校時代に育まれた倫理観や正義感、感受性と英語力、そして
   その時に芽生えたグローバルなものの見方が今日の自分を作っているという事実をあらためて
   月曜日に確認させていただきました。また毎日の礼拝から学んだ心を落ち着かせる術など、様々
   な生涯の財産を小学校時代に獲得したことは、私の人生に大きな実りをもたらしました。」(後略)

 

これからも、卒業生が誇れるノートルダム教育をしなければ!と心に願い、誓ったのです。

シスターベアトリス田中範子

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登録日:2015年6月19日/更新日:2015年6月22日

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