登録日：2015年5月29日／更新日：2015年5月29日

今年も1年生のサポートに入らせていただいています。
1年生では、4月から国語の授業で、ひらがなのお勉強をしています。
一文字ずつ、先生が初めに文字の説明をして、お手本を黒板に書いて下さいます。

これは毎年見られる光景ですが、先生が黒板にお手本を書くと、子どもたちから自然に拍手が起こり、「先生、すごい！」「先生、上手い！」と感嘆の声が挙がります。 先生のお手本の文字に、子どもたちの心が揺り動かされている瞬間です。
それから、ここは跳ねて、ここから次につながって、最後ははらう！と更に細かく気をつけるところを教えて頂いてから、子どもたちは自分で書く練習をします。

初めて知ることですから、教えて頂いて学ぶこともあります。
でも、ただこうしなければならない！だけでは無く、子ども自身が自分の中にある感性を揺さぶられ、すごい！自分もこんな字を書きたい！こうしたい！と思った時、自ら学ぶ真の学びがあるように感じています。

もちろん、初めから先生のように綺麗には書けません。
でも、心が動かされた子どもたちは、直されても直されても、一生懸命に書いて覚えていくのです。

感動が自らを動かす
1年生の姿から教えられています。

NDサポーター　原野のり子

登録日：2015年5月29日／更新日：2015年5月29日