登録日：2015年5月11日／更新日：2015年5月11日

　ある日、子ども達と外で遊んでいると「虫さんが死んでいる！」と一人の子どもが見つけました。そしてその虫さんをつかみ、花壇の方へ子ども達は持っていきました。しばらく何をするのか見ていると、土の中に虫さんを入れ石で囲いを作りお墓を作っていました。せっかくなので、見つけてお墓を作った子だけでなく、外に遊びに来ていた子全員でお墓の前で手を合わせました。その後もお墓を作った子ども達は外へ遊びに行くたびに、必ず手を合わせてから遊びだします。
　小さな命に目を向け、思いやりを持つことのできる子ども達は本当に素晴らしいと改めて感心させられました。小さなことにも目を向け、気づくことのできるように日々過ごしていきたいと、自分自身に対しても見つめなおすことができた出来事でした。
虫さん、これからも近くで見守っていてください。

ＡＳＣ担当　松本　桃子

登録日：2015年5月11日／更新日：2015年5月11日