登録日：2015年5月19日／更新日：2015年5月19日

ノートルダムの活動の中でいいなと、その姿をみていて心温まるもののひとつにパートナー活動があります。
1年生と6年生のパートナー活動はよく知られていますが、実は、1年生と2年生との間でも、
山の家や水族館などで活動を共にするパートナー活動があります。

この１、2年生パートナー活動は、２年生の子どもたちが、２年生になって最も楽しみにしていることの１つです。
始業日から自分が２年生になったという喜びと同時に、私の１年生パートナーはどんな人だろうと
子どもたちは胸を躍らせています。年で言うと、ほんの１歳しかちがわない子どもたちですが、
昨年、自身が先輩にしてもらって嬉しかったことをしてあげたいと、とても張り切っています。
パートナーとの顔合わせに、自分たちが育てたアサガオの種と、お手紙をプレゼントしました。

その次にあるのが学校案内です。

事前学習では
「ただ、教室の名前や説明をするだけでなく、どんなところがその教室のよいところかおすすめを教えてあげてね」
「なんでも、１年生優先」
「１年生のお手本になる態度で」
頷く子ども達の顔はいつも以上に真剣です。

自分たちが、案内する教室の説明を考えながら、そして、目標を考えながら
「先生、こんなこともしてあげたらどう」
「１年生に学校を好きになってほしいな」
自然とそんな言葉がでてきてこちらも嬉しくなってしまいます

そして、いよいよ当日。
1年生を前にすると、いつもは幼く感じている2年生の表情が、
ぐっとお兄さん、お姉さんらしく見えるから不思議です。

 

 学校案内終了後
１年生にも、２年生にもたのしかったという笑顔がいっぱいに広がりました。

１年生と別れてから、２年教室でのふりかえりの時に教師からの「がんばったね。」の言葉かけに
さっきとは別のちょっぴりてれたような誇らしげな笑顔をみせながらも
「もっとたくさん案内してあげたい。」
「またパートナーと遊びたいな。」
「休み時間、誘ってみよう。」
「水族館も楽しみだね。」
もう、次のパートナーとの時間を考えながら、
さらに笑顔になる素敵なミニお兄さん、お姉さんたち

ちょっぴりお兄さんお姉さんになった２年生の子どもたちの
これからの成長が楽しみです。

 

２年生　担任　　本木　千紗子

登録日：2015年5月19日／更新日：2015年5月19日