今週のノートルダム(12/8- ) vol.1「創立60周年記念式典」
登録日:2014年12月 9日/更新日:2014年12月10日
本校では「無原罪の聖マリア」の祝日である12月8日を創立記念日としています。
12月8日、本校講堂において、創立60周年記念式典を行いました。
1948(昭和23)年、第二次世界大戦後の荒廃した日本に"教育による復興"をと、アメリカから4人のシスターが遣わされました。来日から6年後の1954(昭和29)年、シスター達の献身的な奉仕とアメリカの人々の善意の寄付により、ノートルダム学院小学校が開校されたのです。
開校以来60年、8000名を超える卒業生を送り出し、今日に至ることに感謝を込めて、記念式典を行いました。
来賓をお迎えした講堂には5、6年生児童が代表して列席し、1~4年生児童は各教室でテレビ中継を見ます。オーケストラクラブ、合唱クラブの演奏で式典が始まりました。
はじめに、校歌を全員で斉唱しました。この日は校歌を作詞したシスターも列席されていて、60年の節目の日にそろって歌う校歌はひときわ感慨深いものとなりました。
学校長が式辞を述べ、理事長、父母の会副会長の祝辞と続きました。
祈りの式はカトリック名誉司教 溝部脩司教様に司式していただきました。
聖書朗読、司教様のお話を聞きました。
児童代表、同窓会代表、父母の会代表、教職員代表の祈りに合わせ、感謝をささげて共同祈願を行いました。
祈りの式の後、第2回卒業生 饗庭様が「あなたがかわれば、地球もかわる」と題してお話しくださいました。
小学校の草創期のエピソードとともに、ドイツで約180年前にノートルダム教育修道女会を創立したマザーテレジア・ゲルハルディンガーの言葉「人がかわれば、世界がかわる」を引用して、一人ひとりの日々の行動のひとつひとつでこの先の世界がかわっていくきっかけとなる、と後輩達に話してくださいました。
60年の歩みを経て、これからも私達が
世界に広がる、伝統あるノートルダムの一員として
「徳」と「知」を兼ねそなえて成長していくことができますように。
登録日:2014年12月 9日/更新日:2014年12月10日