ディスカバリー五島列島・長崎コース 3日目
登録日:2014年7月23日/更新日:2014年7月23日
7月23日、ディスカバリー五島列島・長崎コースは最終日の3日目を迎えました。
全員元気に朝を迎えました。起床後、朝の散歩にオランダ坂に行きました。途中雨が降ってきたので、ホテルに帰りましたが、長崎の坂の町の雰囲気を味わいました。
バイキングの朝食をいただいて、ホテルを出発しました。
最初に訪れたのは、日本二十六聖人殉教地です。二十六聖人記念館でキリスト教伝来、迫害の歴史を学びました。子ども達はしっかり話を聞き、メモをとり、よく学習しています。
二十六聖人記念館をあとにして、原爆資料館、平和公園をめぐりました。5年生の時の広島平和学習の時に学んだこととも比較しながら見学していました。熱線でガラスが溶けたロザリオや、崩れた聖堂の壁が大変痛々しく、心に重く残りました。
ディスカバリー最後の食事に、長崎名物皿うどんをおいしくいただきました。
昼食後、永井隆記念館を訪れました。医師として放射線の障害を受け、白血病にかかってしまった永井博士。医師として、カトリック信徒として、人々に多くの愛を与えた博士の生き方から、学ぶことがたくさんありました。晩年を過ごされた小さな建物「如己堂」も見学しました。「己の如く人を愛せよ。」との聖書の言葉から名づけられています。
浦上天主堂では、引率した本校教員と同級生の下窄神父様が堂内を案内してくださいました。
長崎の原爆が投下されたのがちょうど浦上天主堂の真上で、たくさんの信者さん達が亡くなったそうです。教会内のマリアさま、外のレンガ・・・被害の跡を今も残すことで平和を訴えています。
普段は入れないところにも入れていただき、美しく、大きな聖堂に感動しました。
最後に、長崎名物カステラ作りに挑戦しました。みんなで心をこめて作ったカステラは、数日後に京都に届きます。楽しみです。
工場で作られたできたてのカステラをおいしくいただきました。
すべての学習を終えて、長崎空港へ向かいました。お世話になったバスの方々にあいさつをして別れ、伊丹へ向かいます。
無事に京都駅で解散しました。
このディスカバリーの期間中、子ども達はよく話を聞き、たくさんメモをとって積極的に学習することができました。多くのことを学んだ実りある3日間でした。
登録日:2014年7月23日/更新日:2014年7月23日