登録日：2015年3月13日／更新日：2015年3月14日

　久しぶりで書くこのブログがとてもいいニュースでうれしいです。
　けさの『おはようノートルダム』で、『ND読書100選』の100冊を全部読破した第一号の子を表彰しました。これはすごいことです。
　低学年用の絵本から高学年、いや中学生向きの内容のものを含む100冊は、本校教員が選定した名作ぞろいです。『モモ』『レ・ミゼラブル』『宝島』などの大作や、算数部が選んだ『数の悪魔』『博士の愛した数式』といった専門性の高い作品もあります。これを選んだのは去年の３月ですから、読破第一号の子はたった１年間で100冊を読んだことになります。しかも、それが３年生のOさんなのです。それだけで驚くなかれ、彼女の『じぶんだけのとしょかん』に書いた百冊の感想文が、大人顔負けの批評内容なのです。
　テレビ放送で私が読み上げた『魔女の宅急便』の感想欄には、「この本と映画は共通点がないと思います。わたしの一押し、ハリーポッターもそうですが、映画は原作をかんたんにしたものです。スリル感は負けますが、私は原作が好みです」と書いてありました。
　Oさんに続く子どもが増えそうです。Oさん、おめでとう、そして ありがとう。

登録日：2015年3月13日／更新日：2015年3月14日