登録日：2015年1月16日／更新日：2015年1月16日

　明日の１月１７日に阪神淡路大震災は２０周年を迎えます。私が本校にきて１年目の事でした。その時はまさかこんなに大きな地震にあうとは思いもしませんでした。

　西宮に住んでいた私の友人のマンションは、地震のためにＬ字型の建物の継ぎ目に段差ができていました。彼の部屋にあった食器棚の食器は部屋を通り越してベランダまで飛んでいたそうです。

　その当時、私は社会人のアメリカンフットボールチームに所属していたのですが、活動拠点が三宮にあった為に、しばらく練習もできませんでした。久しぶりに電車に乗って、神戸に向かった時には、屋根にかけられたブルーシートで、電車からの風景が青ばかりに見えたのにもショックを受けました。

　もうこんな地震を身近に見ることはないだろうと誰もが思っていたと思います。しかし、４年前には東日本大震災が起こりました。

　日本はどこにいても、いつ巨大地震にあってもおかしくないようなところだと言っている人もいます。しかしながら、地震があるからこんなところには住めないとも言っていられません。

　先日クラスで阪神淡路大震災の当時の話をし、日本に住む限りは地震への備えは絶対にしておくべきだとの話もしました。

 

　『備えあれば憂いなし』といいます。非常持ち出しカバンや、避難所の確認、非常時の家族との連絡方法など、各家庭でお話はされていることだとは思いますが、これを機に再点検・再確認されてはいかがでしょうか。

　

  

1年1組担任

綾田　満成

登録日：2015年1月16日／更新日：2015年1月16日