6月18日(水) 「にょきにょき のびる」
登録日:2014年6月18日/更新日:2014年6月18日
6月10日、2年生は山の家学習に行ってきました。
じゃがいもを育てて観察しているのですが、昨日は画用紙にじゃがいもの絵を描きました。いつもの白い画用紙とはちょっと違う薄い黄色の画用紙で、紙の色が違うだけで子ども達の気持ちもいつもと違うようです。
ちょうど、小さくかわいらしいじゃがいもの花が咲いていて、子ども達からは「じゃがいもも、花が咲くんだ」という、つぶやきが聞こえてきました。私自身、じゃがいもの花を見る機会は少ないので、そのかわいらしい姿に見入ってしまいました。
種いもから、芽が出ただけでなく花まで咲いて、4月から少し見ぬまに、本当に大きく育っています。子ども達の成長も、「振り返れば」「気が付けば」大きく育っているものでしょうね。
さて、じゃがいもの絵ですが、絵を描き始める前に「絵を描くポイント」のお話をしました。植物は、根からにょきにょきと上に伸びていくので、絵を描くときも「下から上ににょきのよきのびるようにかこう」と伝えました。そうすると、子ども達の画面には、下のほうから生えるように絵が描き進められていきました。小さな葉が下から伸びていく子、まっすぐな茎がにょきりと生える子。着眼点は様々でしたが、生き生きとしたじゃがいもが、少しずつ少しずつ、上に伸びて描かれていく様子がとても面白かったです。
しゃがむと、子ども達よりも大きく育ったじゃがいも。そんなじゃがいもに埋もれるように絵を描きました。目につきやすい花からではなく、伸びていった先、最後に花を描き、画竜点睛ではありませんが、「これでじゃがいもだ」という気持ちがよく伝わってきました。
子ども達の絵でにょきにょきのびた茎の土の下では、まだ見ることはできませんが、じゃがいもが少しずつ大きくなっているはずです。次に山の家に行くのは7月です。「お花や葉っぱはどうなっているのか。」「土の下はどうなっているんだろう。」と、子ども達は次にどんな発見をするのでしょう。じゃがいもを通して、子ども達の成長を見守っていきたいです。
2年生の学年掲示板の様子です。
子ども達が力強く描いたじゃがいもの畑ができあがりました。
2年担任 岡田 攝子
登録日:2014年6月18日/更新日:2014年6月18日