2月26日(木) ネコの日
登録日:2015年2月26日/更新日:2015年2月26日
少し前になりますが、2月22日は「ネコの日」と呼ばれ、家族として一緒に暮らすネコの長寿をお祝いしたり、ネコが好きな作家さんの展示会があったりと、にぎわいを見せる日だそうです。
4年生の国語でも、先日、動物と人との関わり合いを題材にした聞き取りの教材を取り上げました。その中では、人の生活と古くから関わりのあるイヌ、ネコ、ニワトリが紹介され、イヌやネコは、主に一緒に暮らす家族として、また、イヌは仕事のパートナーとして、そしてニワトリは食用として登場し、そのことについてどう思うか、自分の考えをそれぞれがまとめました。
そこでの子どもたちの意見は多岐に渡っていました。イヌやネコと生活を共にしている子どもたちに多かったのは、家族として、また友達として自分が心を寄せる、かけがえのない存在として大切に考えているというものでした。そこにも子どもたちの心の温かさを感じましたが、毎日の食卓で口にしている卵や鶏肉のことを取り上げ、命をいただいているありがたさについて語っている子もいて、そこには、命と向き合う真摯さを感じました。
4年生の教室と同じ階にある理科室の前には、たくさんの金魚がいます。運動場や図書館に真っ直ぐに向かう子もいれば、誘い合って、その金魚を見に行く子たちもいます。
子どもたちは、命あるものの姿をどうとらえているのか、その目に映っているものがその子にとってどのようなものなのか、真っ直ぐに見つめる姿を見ると、大人には分からない内面の豊かさを感じ、子どもたちが見ているように私も今も見られたらなと、ふと考えます。
文章や造形作品の中に見られる子どもならではの面白さは、きっと日々成長し、変化していく子どもならではのものだろうと感じます。
これから、また新たにどのような表現が見られるのか、まだまだ楽しみです。
4年生担任 前田千恵
登録日:2015年2月26日/更新日:2015年2月26日