ページの先頭です 本文へスキップ
ここからグローバルメニューです
グローバルメニューはここまでです 先頭へもどる ここからページ内容です
  1. ホーム
  2. NDダイアリー
  3. 2月13日(金) 涙・・・

NDダイアリー

2月13日(金) 涙・・・

登録日:2015年2月13日/更新日:2015年2月13日

 人前で涙を見せるなんて絶対にありえない!と、一回も泣かなかった小学校時代。くやしかった思い出もありますが、涙はぐっとこらえてのみこんで、強がっていた記憶があります。それ以上に、楽しい思い出がたくさんあったことも私の心の支えになっていたのでしょう。

 そんな強がりな少女が、小学校で1回だけ涙を流したことがあります。それは小学校生活最後の日、卒業式でのことです。

 担任の先生が名前を読んでくださって、卒業証書をいただき、心をこめてシュプレヒコールをし、「旅立ち」を合唱。緊張感の中でもあたたかい感動につつまれた式が無事に終了し、名簿の順に体育館から退場したその直後、これまで感じたことのない何ともいえない感情が私の心にあふれました。いつまでも当たり前に続くと思っていた毎日が終わってしまうのを実感し、大好きな友だちや先生と会えなくなるさみしさやこれから始まる新しい生活への不安がいっぺんにこみあげてきて、それと同時に、ついに、初めての、涙がぽろり。・・・恥ずかしさや強がりにまさる、私の大きな心の動きでした。そしてそんな自分に少し驚きながらも、清々しい気持ちで小学校生活の最後の日を終えることができました。

 あれからずいぶん年月が経ち、今や映画やドラマのみならず、ニュースを見ても涙を流してしまうほど涙腺もゆるくなってしまったのですが、小学校卒業の日に初めて流した涙のことは今でも覚えています。そしてそこで少し自分に素直になることの大切さも学んだような気がします。

 ノートルダムの6年生も、3月14日の卒業式まであと1か月となりました。「毎日を大切に」「友だちと仲よく」そんな言葉を日めくりに書いてカウントダウンをしていますが、当たり前の日々が終わってしまうということを意識している子どもは少ないように思います。卒業式を終えるまでそれはわかりませんが、私と同じように、清々しい気持ちで卒業できるよう、心から願っています。

6年担任  秋田 幸絵

登録日:2015年2月13日/更新日:2015年2月13日

ここからサブメニューです

学校長ブログ

校長ブログ 3月20日(金) 今年度無事終了

  2014(平成26)年度、最後の学業日を無事に終えました

更新日:2015年03月20日(金)

続きを読む

過去の活動

サブメニューはここまでです

ページの上部へ

ここからページの本文です ここまでが本文です 先頭へもどる ここからこのウェブサイトに関する情報です ここまでがウェブサイトに関する情報です このページに関する情報は以上です 先頭へもどる