2月4日(水) お話コンクールにむけて
登録日:2015年2月 4日/更新日:2015年2月 4日
お話コンクールにむけて ~練習風景より~
「なんなん!お母さん...。」
「『やばっ。』ぼくは、不安になりました。」
「もう、わたし、無理~!!」
2月11日・建国記念日に行われる、全京都小学生お話コンクールに出場する、本校の子ども達が発表するお話の冒頭、または始めの方に出てくる言葉です。
11日本番に向けて、今、それぞれが一生懸命練習に励んでいます。家庭で、日々の宿題にも取り組みながら、この別課題にも意欲的に取り組んでいる姿に感心するとともに、こちらのやる気も喚起されます。
「その言葉はもっと、腹が立った感じをだして!大きく!怒鳴ってもいいよ。」
「もっと、こわごわと。元気よすぎ!」
「それだったら、内心『できる』と思ってるみたいに聞こえてしまうよ。」
こちらの指導にも力が入ります。
冒頭に書いた、児童の心の叫びや、つぶやき、思いが、それぞれの出来事をきっかけに、家族への感謝やその奥に込められた意味、自然のすばらしさなどの気づき・発見につながる作文を聞いていると、言葉通り胸が熱くなり、目頭が熱くなります。また、練習を重ねるごとに、目に見えて上達・成長していく子ども達をみていると、うれしく、まぶしく、正直うらやましく思うほどです。
もうすぐ、本番を迎えます。本番、緊張のあまり、つまったり、ど忘れしたりしたとしても、このがんばりを見せてもらっている私は、既に大満足です。文章を覚えるため頭を抱えながら、つぶやきながら、何度も練習している姿。校内練習段階で、もう緊張して、リンゴのように真っ赤になった顔。失敗して「あっ!」と焦る姿。どれもきらきらしていて、指導しながら幸せな気分になります。
どうか、子ども達が、当日、万全の体調で迎えられますように。また、当日まで、風邪などひきませんように。のどを痛めませんように。子ども達の光る努力が、聞いていただく皆様に伝わりますように。
5年生担任・田島 美穂
登録日:2015年2月 4日/更新日:2015年2月 4日