1月19日(月) 年賀状
登録日:2015年1月19日/更新日:2015年1月19日
今年は服喪中のため、年賀状を出していませんが、たくさんの卒業生やその保護者の方々などから年賀状をいただきました。毎年、賀状に一筆書き加えられた文面を読ませていただくのを楽しみにしています。
添え書きはなくても、何枚ものスナップ写真を集めて近況を伝えてくれるものもあり、無事に満たされた日々を過ごしてくれているのだなと、安心しうれしくなります。
社会人として各分野で活躍している卒業生からの年1回の便りも楽しみです。
かつて共に勤めた先輩先生方からは、ともに頑張ったころを懐かしみ、60周年を祝った新学院の発展を祈って下さっているとのメッセージがありました。
ある卒業生の保護者の方からは、子供たちを次々社会人として送り出し、ヤレヤレと振り返ってみると、還暦を迎える年齢になっていて、20年30年の子育ての旅路を懐かしく思う、とありました。順風満帆な日々ばかりではなかったことが窺えます。在学中の担任としての関わりは1年か2年間くらいですが、その間どれくらいその子の成長に寄り添ったか問われそうです。
また一人の保護者の賀状には、久々に実家に帰った息子(今は2児の父親になっている)から、小学生時代の話題の中で、親の肝を冷やすような告白があった、今更ながら申し訳なく思う、寛大な配慮を受けたことに感謝している・・・とありました。思い当たる出来事はありましたが担任としての私はそれほど重大視していなかったことでした。小学生時代に親に言えない、親の肝を冷やさせるほどの事を胸に持ったまま成人したのかな、それとも、それほど重大な事と意識していなかったことが、父親の立場になって思い出されたのでしょうか。
賀状と言う限られた紙面から、一人ひとりの生活や成長の様子が伝わってきて、メールが一般的になりつつある中で、繰り返し手に取って読み返すことのできる年賀状は、うれしいものです。
図書館 シスターテレーズマリー
登録日:2015年1月19日/更新日:2015年1月19日