11月10日(月) 写真集からよみがえる記憶
登録日:2014年11月10日/更新日:2014年11月12日
新校舎にうつって時間が経ち、新校舎での生活が日常のものになってきました。日の光がたくさん差し込むきれいな校舎での学習も気持ちがいいです。
それでも、ふとした瞬間に旧校舎のことを思い出すこともあります。先日は体育館から教室に帰るのに、ついつい昔の癖で、新校舎に向かうのと反対方向に歩きだし(旧校舎では教室があった方向)、子ども達に「先生、そっちはもう壁しかないよ。」と言われ、あわてて方向を変えたこともあります。みんなで笑い出すと同時に、その時は子ども達も「なつかしいなぁ。旧校舎。」と以前の校舎のことを思い出していました。
先日の学院祭バザーで、現在学校で販売している旧校舎の写真集をじっくり見る機会がありました。同窓会の担当をしている関係で、購入される方からも旧校舎の懐かしいお話を沢山お聞きする機会もあり、卒業生にとって旧校舎がいかに大切な場所であるかを感じることができました。形はなくなってしまいましたが、心の中にはしっかりと旧校舎での記憶や思い出が刻まれているのだと思うととても温かい気持ちになります。
そして昨日、東京にいる小学校の同級生から一通のメールが届きました。
「小学校の写真集みたよ。毎日忙しくてゆっくり昔のことを思い出す機会もないけど、さすがの私も、いろいろなことを思い出しました。ずっと見てたら、何だか涙が出てきたわ・・・」という内容でした。
心の記憶を思い出せる素敵な一冊です。次の同窓会では、同級生におすすめしたいと思います。ぜひ、手に取ってみていただきたいと思います。きっと、忘れていた懐かしい場面や音がよみがえってくると思います。
野村 志歩
登録日:2014年11月10日/更新日:2014年11月12日