登録日：2014年11月 5日／更新日：2014年11月 5日

子どもの頃の私は裁縫が好きだった。祖母や母が毎日、和裁をしていたので、その影響もあるかもしれない。幼稚園から帰ってきたら､端布をもらって、自分もまねをして､じっとすわってだまってお人形の服をいろいろ縫っていた。近所に同じ年頃の子もいなかったので、幼稚園や学校から帰ってきたら体を動かすことよりは手芸の方に夢中だった気がする。また、子どもの頃、要領が悪く、走りも遅かったらしく、祖母にいつも「遅い､遅い」と叱られ、毎朝マラソン練習をするように言われ小学2年生から中学3年生まで、今見たらすごく短い距離を長い時間をかけて走っていたということがある。今､おもしろいなと思うことは、子どもの頃と逆だなということである。今は健康管理のこともあり、体を動かすことの方に興味がある。また、要領が悪いと一日まわっていかない。今、出会っている子どもたちも、十年後に会ったら、変わっているかもしれない。大人しいと思っていた子が活発になっていたり､やんちゃっだった子が落ち着いていたり。その時はまた、ともに語り合いましょう。

4年担任　坂瀬雅美

登録日：2014年11月 5日／更新日：2014年11月 5日