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NDダイアリー

9月30日(火) わかったような,わからないような不思議な話

登録日:2014年9月30日/更新日:2014年10月 1日

「知恵」という言葉を国語辞典で調べてみると,「物の理を考え,判断し,処理する心の働き。」と書いてあります。この説明の中にある「心の働き」の心とは一体全体何なのでしょうか。「気は心」を直訳すれば,「心の持ちようによって気持ちが伝えられる。」といえますが,国語辞典には,その意味が「量は少しだがまごころがこもっている。」と書かれています。そのことから推測すると「心」と「気持ち」は何かつながりがありそうです。調べてみますと『「気持ち」とは,何かが起こったとき,自分の「心」が動き,それによって生まれた感情。』とかかれていました。

では,「気持ち」から「心」のことを考えてみましょう。
例えば,努力してもすぐに結果がでない時,「あきらめる気持ち」に勝たないと先に進めません。素早く追い払うことが大切です。
また,いやな目にあったとき,「いかりの気持ち」に頭が支配されると,友だちとの仲が悪くなったりするので,早めにやっつけなければなりません。
かけっこで一番遅かったときの「くやしい気持ち」どうしたら良いのでしょうか。大きく膨らんだ「くやしい気持ち」も時間が経てば小さくなっていきます。けれども,「くやしい気持ち」は,自分を成長させてくれる力を持った「気持ち」です。「気持ち」が小さくなる前に,その力を正しく使って,次に負けないようにがんばることが大切です。成長させてくれる力をこんな言葉で表すと良く解ると思います。
① 失敗は成功のもと。(ことわざ)
② 失敗する。そこで思考停止せずに,「この失敗を活かせないか。」と思い起こす力強さが必要です。(ノーベル化学賞受賞者の田中耕一さんの言葉)
③ 敗者には敗者の大切なものを学びとって,他日を期せるという,勝者にはない意味がある。ひさしを貸して母屋をとらえる逆転が生じよう。(朝日新聞のコラムより)
人は「心」から生まれる「気持ち」を表出しながら日々生きています。極端な感情もあれば,そうでない感情もあります。しかし,「気持ち」は「心」を切り替えることで良い方にも悪い方にも大きな力にもなっていきます。とても大切なことです
では,「心」は人間だけにあるのでしょうか。聖歌集の中に「水のこころ」という歌があります。

その歌詞

みずは    つかめません    みずはすくうのです
ゆびをぴったりつけて      そっとたいせつに
みずは   つかめません    みずはすくうのです
ふたつのてのなかに       そっとたいせつに
みずのこころも         ひとのこころも
みずのこころも         ひとのこころも

水は人間にとって,なくてはならない大切なものです。だから水にもきっと「こころ」があると思います。

参考資料
「こころのふしぎ なぜ? どうして?」  原案 大野正人  監修者 村山哲哉  高橋書店


三笠  正治

登録日:2014年9月30日/更新日:2014年10月 1日

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