7月15日(火) 左右
登録日:2014年7月15日/更新日:2014年7月15日
先日、習字の授業で「左右」という字を書きました。習字の準備をして、筆を持つと、子ども達の表情がいつも以上に引き締まり、とても集中して取り組んでいる様子でした。この「左」と「右」という字は一見似ていますが、しっかり見るといろいろな違いがあり、子ども達もそれを楽しんでいる様子でした。まず、書き順ですが、一画目からして異なります。「左」は横線、「右」は上からはらいます。また、上からはらう縦線が、「左」は長く、「右」は短くなります。さらに、できあがった形を見ると、左は三角形のような、下が広くて、上が狭くなるような形になりますが、右は逆三角形で、上が広くて、下が狭くなるような形になります。
「なんかバランスがおかしいぞ。」「先生、左右って書くつもりが、右左って書いてしまいました。」「先生、どちらの字が上手ですか。」など、悩みながらもこだわりを持って作品を書き上げる姿が印象的でした。素直で元気なこの子ども達をこのまま見守り続けたいと思います。
4年生担任 伊藤 直之
登録日:2014年7月15日/更新日:2014年7月15日