7月3日(木) ノートルダムファミリーということ ~ASCルームにも十字架が~
登録日:2014年7月 3日/更新日:2014年7月 3日
「先生~、ASCのお部屋に十字架がない!!」
「ほんまや!」「なんで~?」
きっかけは、入学してまだ1か月余りの1年生の小さな、しかし重要な「気付き」でした。その場にいた2、3年生も巻き込んで一瞬ひと騒ぎになりました。
入学して間もない1年生にもノートルダムの精神が息づき始めていることに感動すると同時に自身の感性の鈍りに気付かされ、反省させられる出来事でした。
在校生として小中高12年間、そして社会人としてのスタートを切らせていただき、その後数年間、たっぷりお世話になり、育てていただいたにもかかわらず、一旦離れてしまうとなかなか関わることができず、律儀に送ってくださる会報等で、同年代の方々が母校のために献身的に活動なさっている様子を知り、悶々とした気持ちで過ごす年月が過ぎていました。そしてその中で、強く引っかかっていたのが「ノートルダムファミリー」という言葉でした。
離れていたからこそ強く感じた私の中に流れるノートルダム・・・
これについては、おいおい綴らせていただくことにして、今回は、堂々とノートルダムファミリーを名乗れる立場、そして瑞々しい感性を持つ子ども達と日々過ごすことのできる機会を与えていただいたことに感謝し、新生ASCとともに、ノートルダムファミリーとしての足場を少しずつ、でも、確実に固めていく決意をご報告いたします。
6月25日(水)、ASCルームに十字架が架けられました。(川端先生、小川さん、ありがとうございます。)その日、一番にやってきた子の第一声が「あっ、十字架や!!」でした。
十字架に見守られながら過ごすことに安堵を覚える――子ども達と共にノートルダムファミリーとしての第一歩は踏み出せたかな・・・と思っています。
ASC 永井 典子
登録日:2014年7月 3日/更新日:2014年7月 3日