6月11日(水) 生き物とのふれあいを通して
登録日:2014年6月11日/更新日:2014年6月11日
3年生になって、新たな教科として出てくる理科。
子ども達は新たな教科との出会いに胸を高まらせています。
3年生の理科は、春を通じてモンシロチョウの成長を学習するので、各クラスで幼虫を飼育しています。
幼虫一匹ずつに名前をつけて、可愛がっている様子が見られています。
毎日、担任の先生に、
「先生!テンモロ(幼虫の名前)が元気ない!!」
「ミドリ(幼虫の名前)が蛹になってる!!」
など、たくさんのモンシロチョウのエピソードを話してくれます。
先日、モンシロチョウの幼虫を観察しているときに、
「先生!幼虫ってさ、足は何本あるの?」
と聞いてきた児童がいました。工夫して数えてみるようアドバイスしてみると、
「ラップを使って見てみよう!」
と、幼虫をラップの上にのせ、机の間に置いて、必死になって幼虫の足の数を数えていました。その時の子どものキラキラした表情といったら...
普段一緒にいる家族、友達のような『人』以外の生き物と触れ合い、学ぶことが本当に楽しいのだな。と感じました。
また、さなぎを観察していた時も、
「先生、このさなぎ柔らかい!今動いた!!」
「うそや!さなぎはじっとしてるはずやのに!ダンスしてる!」
(蛹の際はおしりの部分を触ると、ピクッと動くのです。)
子ども達の中では、蛹は、固まって動かないものというイメージだったのだな。と私も初めて知りました。
蛹の観察を通して新たな発見ができたようですね。
生き物を実際に飼育し、ふれあうことで、普段の学校生活では得られないような驚きや好奇心、生き物への愛着がうまれ、子ども達の心が成長していくのだな。と感じました。
今は、カニとクワガタの飼育に挑戦中です。
3年担任 河合すみれ
登録日:2014年6月11日/更新日:2014年6月11日