9月4日(木) NDETが始まって
登録日:2014年9月 4日/更新日:2014年9月 4日
長かったはずの夏もあっという間に終わり、気がつけば、自宅の裏山から鹿の鳴き声が聞こえるようになりました。夏休み明けに久しぶりに会う子ども達は、またひとまわり成長したように思えます。
夏休み前から、2014年第1回NDET(ノートルダム英語検定試験)が始まりました。受験者が多く、9月は、朝7時30分から下校ぎりぎりまで試験をしています。
いつもとは違って、少し固い表情でやってくる子、「緊張する~」と叫びながらくる子、ドキドキにこにこやってくる子など、みんな様々ですが、どの子もいったん試験が始まると真剣に英語で答え始めます。そして、試験が終わり、「がんばったね」とhigh fiveハイファイブをうながすと、にこっと顔をほころばせます。気づかないうちに緊張してがんばっているのだな、と思う瞬間です。そして、このがんばりが少しでも子ども達の自信につながればいいな、と願う瞬間でもあります。
NDETを始めて驚いたことがあります。それは、低学年の子で "organ"(オルガン)を「オーレアン」と言う子がいたことです。それも一人ではなく、数人いたのです。これは、子ども達が音声から英語を学んでいる証拠です。大人になると、「オルガン」とはっきり知っていたり、または、 "ga" は「ガ」と発音すると無意識に考えてしまい、耳からの情報がさえぎられがちになってしまいます。どうしても頭で学ぼうとしてしまいます。それに対して、子ども達は体で学ぶことができます。音声からフルに学べる子ども達のこの時期の大切さを改めて痛感しました。英語だけでなく、小学生の今だからこそ、吸収できることがたくさんあるのだと思いました。
いろいろな場所で様々な体験をして、小さな自信をどんどん増やしていってほしいと思います。そして、それぞれの夢へとはばたいていけることを願っています。
オーガスティン 真智
登録日:2014年9月 4日/更新日:2014年9月 4日