2年生では今、国語で詩を作る学習をしています。題名を決め材料集めをして、それぞれの思いを詩に表すのです。
　最近では「ここからは一人でできるからもうだいじょうぶ。手伝ってくれなくていいです。」とはっきり言ってくれたり、「家ぞくというだい名で書こうと思ってことば集めをしたのですがどんなふうに書いたらいいかわからなくて。」というような相談があったりします。
　よくよく話を聞いてみると、書きたいのに気持ちにぴったりする言葉が見つからないらしい。「家ぞくはあなたの宝物なんやね。」「そうそう、そのことが書きたかった。」
　サポーターがそばでいっしょに考えるだけで自分で答えが見つけられるなんてすごいです。
　みんなの前で自分の詩を朗読するのは恥ずかしかったようですが、どの子どももたいへん誇らしげでした。
　「わたしの今までの人生で初めて」の話や、「ぼくが子どもだったころのできごと」を聞かせてくれることもあります。一人ひとりの成長が感じられる毎日です。　
　
　2年生もあと2ヶ月余り、これからも子ども達のつぶやきに耳を傾け、頑張りを見つけたいと思います。

NDサポーター　　田島　佳子