今週のノートルダム(2/3- ) vol.3「新本館への引越し―"ありがとう旧本館"」
登録日:2014年2月10日/更新日:2014年2月24日
2月7日、旧本館から、2期工事を終えてすべてできあがった新本館への引越しが行われました。
2012年12月に1期工事を終えた新本館には、4,5,6年生の教室と特別教室が先に引っ越していました。1,2,3年生の教室、職員室、事務所は旧本館にありましたが、今回2期工事を終えてすべてできあがった新本館への引越しが行われました。
朝のテレビ放送では、旧校舎への感謝を表す特別の番組がありました。シスターが旧校舎とともに歩んだ本校の60年の歴史を語り、また、校長先生は旧校舎の目線で「旧校舎からのさよならメッセージ」を子ども達に伝えました。
引越しはまず、高学年から行われました。4,5,6年生は新本館の中で移動します。それまで壁やついたてで仕切られていた2期工事部分がついに姿を現しました。
引越しの荷物を運んだ後、次にその教室を使う下級生のために、念入りに掃除をしました。6年生が4年生のところに手伝いに行っています。
その頃、1,2,3年生も旧本館で片付けを行っていました。もう誰も使わない校舎ですが、60年分の感謝を込めて、子ども達はそれぞれの教室で掃除をしていました。
1,2,3年生も各自の荷物や教室の備品を協力して運びました。
自分たちの引越しを終えた上級生が下級生のところに来て、手助けをしていました。階段の途中でも、「持ってあげるわ、貸してごらん」という声かけがたくさん聞こえてきました。
旧本館での最後の給食のお祈りの際にも、終わりの会でも、旧本館への感謝を祈りで、また、あいさつで表していました。
「先生さようなら、みなさんさようなら、旧校舎ありがとうございました、旧校舎さようなら―」
名残惜しそうに、壁をなでている子どももいました。
<旧本館 ― 60年間、ありがとうございました>
登録日:2014年2月10日/更新日:2014年2月24日