今週のノートルダム(12/2- ) vol.2「1年生 大茶会」
登録日:2013年12月11日/更新日:2013年12月25日
12月5日、1年生の学習発表会「大茶会」がNDホールで開かれました。今年の大茶会のテーマは「こころ」です。それぞれ、お家の方をお客さまとしてお招きして、心をこめておもてなししました。
本校の総合的な学習は、6年間を通して、「感謝」「命」「平和」「生きる」などをテーマに学びます。
1年生は総合的な学習の時間に学んだ礼法をいかし、家族―おばあさん、おじいさん、お母さん、お父さん―をお客様としてお迎えしたこの大茶会で、自分達の「こころ」の中にある感謝の気持ちを表現しました。
会場では、未生流笹岡 家元 笹岡隆甫先生のご指導のもと、華道クラブの子ども達がいけたいけばなが壇上に飾られています。
また1年生の子ども達がこの日のために心をこめて用意した作品―アサガオのつるで作ったリース、セロハンで作ったステンドグラス、自分で染めたざぶとんカバー、お客様へあてたメッセージカード―が華やかにお客さまをお迎えしました。
代表の子ども達のあいさつで大茶会が始まりました。
子ども達がお菓子を運んで入場します。御菓名は「小子Lord」(こころ)、神様のお導きをいただいて、子ども達の思い、心がお客さまに届きますようにとの願いをこめて名づけました。山の家で育てたサツマイモを使って子ども達が手作りした、感謝の心を表した、おもてなしのお菓子です。
子ども達がお客様をおもてなししている間にも、ついたての裏側では茶道サークルのお母様方が忙しく立ち働いてくださっていました。一人ひとりが絵付けをしたお茶碗を間違えないよう本人に手渡してくださり、子ども達がお茶を運び始めました。
子ども達は熱いお茶の入ったお茶碗を注意深く運び、お客様にお出ししました。茶せんを持ってお茶を点てます。
子ども達が絵付けをしたお茶碗をお客様が愛でてくださり、お話もはずみました。
理事長をはじめ、理事の先生方もこの大茶会においでくださり、子ども達がお茶とお菓子でおもてなししました。
この後、1年生の子ども達の入学以来の歩みを群読や歌で発表しました。
最後に「こころ」を込めて、歌を贈りました。本校音楽科の寺下教諭が作詞・作曲した「いのちのうふふ」です。「ありがとう、ありがとう、このいのちのリレーを」「ありがとう、ありがとう、生まれてきてよかった」という歌声に涙する方もおられました。
「こころ」を伝えることができた、すてきなひとときでした。
大茶会の開催と成功を支えてくださった皆様、お越しくださいましたお客様方、本当にありがとうございました。
<前日の準備の様子を一部ご紹介します>
お客様のおもてなしのため、お菓子作りの練習も重ねてきました。
当日のお菓子は前日に調理実習をして作りました。
立派ないけばなは、笹岡先生のご指導のもと、華道クラブの子ども達がいけたものです。
冬にも青々とした葉をつけるモミの木と清らかさを表すカサブランカで
命がめぐり、次世代へとつながり、家族のバトンが続いていく様子を
表現してくださいました。
登録日:2013年12月11日/更新日:2013年12月25日