ディスカバリー五島列島・長崎コース 3日目
登録日:2013年7月24日/更新日:2013年7月24日
7月24日、ディスカバリー五島列島・長崎コースは最終日の3日目を迎えました。
全員元気に朝を迎えました。起床後、朝の散歩にオランダ坂と、水辺の森公園に行きました。ぽつぽつと雨があたりましたが、海風の気持ちいい朝でした。
バイキングの朝食をいただいて、ホテルを出発しました。
最初に訪れたのは、日本二十六聖人殉教地です。資料館にも入り、キリスト教伝来から迫害の歴史を学びます。昨年の五島列島・長崎コースの引率者で、今は長崎に移り住んでいる本校元教員が会いに来てくれました。一緒に資料館で学習しました。
迫害があっても命をかけて信仰を守った人たちの強さに心を打たれました。
次に、長崎原爆資料館と、平和公園を訪れました。昨年度広島を訪れた子どもたちですが、その被害の大きさにあらためて衝撃を受けたようでした。しっかりメモをとって、今後の学習につなげます。
ディスカバリー最後の食事は、長崎名物皿うどんでした。
如己堂(にょこどう)、永井隆記念館を訪れました。医師として放射線の障害を受け、白血病にかかってしまった永井博士。原爆にあった人々の治療に従事し、多くの本を執筆しました。如己堂は、「己の如く人を愛せよ。」との聖書の言葉を引用していて、永井博士が親子三人で暮らした場所です。
長崎のカトリック学校南山学園、浦上天主堂も訪ねました。
最後に、長崎名物カステラ作りに挑戦しました。
卵55個を協力して割り、機械をつかってよく混ぜます。砂糖を入れてさらに混ぜると、黄色かった液がだんだん白くなってきます。そのあと、蜂蜜・小麦粉を入れ、ざらめをしいた四角い容器に流し込み、オーブンで上から200℃、下から100℃で焼いていきます。表面は焼けますが中が焼けないので、時々かきまぜます。焼けるまで時間がかかるので、工場を見学させてもらいました。カステラ作りには、手間がかかっていることがわかりました。
工場で作られたできたてのカステラをとてもおいしくいただきました。
すべての学習を終えて、長崎空港へ向かいました。お世話になったバスの方々にあいさつをして別れました。
無事に京都駅に到着しました。
多くのことを学べたこと、無事に帰って来られたことに感謝して家路につきました。
登録日:2013年7月24日/更新日:2013年7月24日