校長ブログ 3月11日(火) 黙祷
登録日:2014年3月11日/更新日:2014年3月11日
今日で東日本大震災から丸3年です。『今週のノートルダム』の本日掲載分でも紹介されていますが、『おはようノートルダム』で追悼番組を放映しました。名誉校長とふたりで構成したのですが、私は3人の在校生児童に、震災遺児が書いた作文を読んでもらいました。3人とも、直前に頼んだのに、とっても上手に読み上げてくれました。
2年生に読んでもらった作文の一部を以下に紹介します。
「わたしは、きょ年の3月11日の大しんさいで、ひいおばあちゃんをなくし、お母さん、お母さんのいもうと、おじいさん、おばあさんがゆくえふめいです。(中略)でも、お母さんたちは見ています。なのでわたしも、くじけないでがんばろうと思います。お空から、ちゃんと見ててね。ぜったいだよ。やくそく。バイバイ」
大地震が発生した14時46分18秒、今日の校内には5・6年生しか残っていませんでした。卒業式の全体練習のため、4年以下は帰っていたのです。彼らはお帰りの会でクラスごとに黙祷をしました。5・6年は、練習を中断して、30秒間、鎮魂の祈りを捧げました。
黙祷に入る前、私は高学年に「朝、『行ってきます』『行ってらっしゃい』のやりとりを最後に家族を亡くした東北の5・6年生の気持ちになって考えてみなさい」と話しました。
登録日:2014年3月11日/更新日:2014年3月11日